【ボート】不良航法の裁定厳格化!レースの安全性向上につながるか
「ボート記者コラム 仕事 賭け事 独り言」
不良航法の発生件数が激増している。級別選考期間の区切りに合わせて、ざっと調べたところ…
2022年5月1日~10月31日で1069件
11月1日~2023年4月30日で1099件
それが…
5月1日~10月31日は1491件
と、30%を超える伸びを見せている。
これは不良航法の裁定が厳格化した結果。今までは注意くらいで許されていたような事象も、厳しく採っていくようになったのだ。
宮島ボートで変化を感じたのが、8月13~18日のお盆開催。山口剛や西野翔太など地元のトップクラスが続々と減点10を告げられていく。序盤3日間だけで、計7件もの不良航法が発生。まるでルーキーシリーズのように、違反件数が増えていった。
主にターンマークで起こることだが、前方艇に接触して追い抜いたらほぼアウト。見ていても厳しい裁定だな…と思うケースもいくつかあった。接触したところで緩めればOKのようだが、抜き去ってしまえば不良航法となるようだ。
目的はもちろん、選手の事故回避への意識をより高めること。不良航法の減点10は、優勝争いを考えれば致命傷にもなる。それを避けるためにも、より安全な操縦を意識するようになるのはいいことだと思う。
もちろん、安全性向上への責任の全てを選手に押しつけるのはいけない。例えばエンジン。ワースト級ともなると操作性にも悪影響がある。この辺を解消するのも必要だろう。業界の総力を結集し、事故回避に努めてもらいたい。(宮島ボート担当・浅野将之)





