【ボート】大阪のホープ・木下翔太はグランプリ出場のチャンスあり

 グランプリ出場を狙える位置に付ける木下翔太
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 「ボートレース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 9月1日に大村でのSG・メモリアルが終了。残すSGは10月22日からの児島でのダービーと、11月19日から桐生で行われるチャレンジカップの2回となった。現在の18位は平本真之(愛知)で4434万円400円(9月8日現在)。35位の篠崎元志(福岡)までの差は1000万円以内で、G1戦を1つ勝てば逆転できる数字になっている。9~11月は記念(G1)が11回もあるだけに、劇的に順位が変動する可能性はある。

 今年は若手の丸野一樹(滋賀)が23位、大山千広(福岡)が28位、磯部誠(愛知)が30位、木下翔太(28)=大阪・108期・A1=が31位とグランプリ出場する可能性がある。特にチャンスなのは木下だ。今月18日からの優勝賞金1100万円のプレミアムG1・ヤングダービーは、V筆頭として挑むだけに獲得賞金額の大幅アップは必至。鳴門、若松のG1戦を挟み、10月の児島では賞金の高いダービーにも出場する。事故さえしなければ賞金ランク上位34人が出場する11月桐生のSG・チャレンジカップにも出られそうだ。「まずはヤングダービーで賞金加算していい位置に付けたい。この職業は結果を出すことが大事ですから。しっかり集中したい」と意気込む。6月の多摩川・SGグランドチャンピオンでSG初優出したように、超一流選手にもテクニックは見劣らない。ぜひとも若手の代表としてグランプリに乗ってもらいたい。

 グランプリのもうひとつの注目と言えば、何号機が1億円エンジンになるか。現状では2連対率60%を越すエース88号機が一番近いだろうが、10日が最終日となるG1・高松宮記念杯特別競走では、徳増秀樹が駆った78号機の方が噴いていた。35号機の魚谷智之、19号機の今垣光太郎もパワーは光った。この4機は2ndスタートの上位6機に入ると思うので、ファンの皆さんも注目してもらいたい。(ボートレース担当・高谷和宏)

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