「ボートレース記者コラム・仕事　賭け事　独り言」

　このほど、２月２８日からボートレース宮島で初めて行われるＧ２・第１回レディースオールスターの参加選手が発表された。タカラジェンヌばりのルックスを持ち、昨年のレディースチャンピオンを制した海野ゆかりに、クイーンズクライマックスの覇者である松本晶恵ももちろん出場を予定している。

　今回の一番の特徴はＳＧ、Ｇ１、Ｇ２など大舞台に出場したことがない選手が多数選ばれたこと。実に１３人もいる。その顔ぶれは多彩。得票数１７位で出場が決まった富樫麗加は白百合女子大出身のお嬢様。得票数４０位で選出された地元・広島の向井田真紀は、保育士さんをしていた経歴を持つ異色の美人レーサー。デビュー２年弱で出場となるボート界のサラブレッド・大山千広（母はボートレーサー＝博美）も本当に楽しみ。

　個人的に注目している選手は、後藤３きょうだいの一人・後藤美翼。「Ｓで少しでも出たら握るレースをします」と言うように攻撃力は女子随一。宮島はいつもエンジンを噴かせているイメージもあるだけに、優勝を経験した今なら大活躍してくれそうな予感がする。

　もうひとつの注目はエース機の１１号機を誰が手にするのか。１３節使用して１１優出。勝率はなんと７点を越え、２連対率も６０％に迫る。ここ数年の宮島のエンジンの中でも１番噴いているエンジン。手にした選手を節間通して追いかけるつもりです。（宮島ボート担当・高谷和宏）