志賀美優 愛知を代表する女子レーサーになる
【第4回】志賀美優(20)=愛知・137期=
中学、高校と剣士(剣道)として日本一を目指していた志賀。全国大会までは進んだものの夢はかなわなかった。「どこかで区切りをつけないといけないと思い、高校2年の時に進路を考えていたら、父にボートのことを聞き、ボートレースがあるのを初めて知りました。それから蒲郡にレースを見に連れて行ってもらい“これいい”と思い選手を目指しました」
養成所生活は「厳しいと聞いて入ったけど、剣道の方がずっときつかった。養成所は朝6時に起床。8時から訓練。夜は勉強し22時に寝る生活。すごく充実していたし毎日が楽しかった。私は1年浪人して養成所に入ったが、浪人中も朝5時に起きて午前中はバイトのはしご。午後はトレーニング。忙しいのが好きだし、体を動かすのは楽しい」と毎日が充実。ただ「整備も好きだったけど学科の方は…。普通の勉強は嫌いでした」とそこだけはつらかったようだ。
選手になって半年を経て、「1カ月に1・5節くらいしか走っていないし、まだ選手の実感は湧いていない」。それでもボートに乗るのは大好きで「毎日練習に行ってます。この間は平和島からびわこまで初めて中3日だったんですが、それでも練習に行きました」。それが実り、びわこでのヴィーナスシリーズ最終日には、48走目でめでたく1着、水神祭を達成。「バックで前に誰もいなくて夢かと思った」と満面の笑みで喜んでいた。
目標を聞くと「愛知を代表する女子レーサーになります」とキッパリ。その第一歩はびわこで達成し、これからの成長が楽しみだ。ちなみに趣味を聞くと「体を動かすのが好きだけど裁縫です」と笑わせていた。
