新成人の高石梨菜「折下さんみたいに」

 【第95回】高石梨菜(20)=東京・109期=

 今年、晴れて成人を迎えた高石。成人の日だった1月13日は、徳山ボートの最終日に出走中だったが、関係者の好意により場内イベントで“成人式”を行った。「年末の平和島を走っているときに、周南市さんから“成人式をやりませんか”っていう連絡があったんです」。本物の式には参加できなかったが、ファンが見守る中での貴重な体験。思い出に残るワンシーンになったはずだ。

 大人の仲間入りを果たしただけでなく、1月からはB1級に昇格し、少しずつ力を伸ばしている。平和島ボートのそばで育ち、ボートレーサーを夢見て選手になっただけに、オフの日も「練習に行ったり、ジムに通ったりしています」と今は憧れていた仕事に夢中だ。「前期は最後の節に行くまでは4点を持っていたんですけど、それをキープできなかった。だから今期は4点を残すことが身近な目標。そして将来は師匠の折下(寛法)さんみたいにSが速くて、握って回る選手になりたいです」と抱負を語る高石。これからの成長が楽しみな一人だ。

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