後藤美翼、兄・翔之への恩返し誓う

 【第55回】後藤美翼(23)=東京・109期=

 メキメキと力を付けてきており、近い将来が楽しみな後藤美翼。「同体のS隊列なら、握って行くレースを心掛けています。実力的にはまだまだですが、早くA級に上がりたい」と、かわいらしい顔立ちに似合わずレースぶりは超強気だ。

 そんな後藤は、活躍しなければならない理由がある。それは兄である翔之(101期・A2)への恩返し。「長男の翔之には次男の隼人(109期・B2)と私の分のやまと学校の学費を払ってもらいました。選手になって分かりましたが、どれだけ苦労したのか…。ホントありがとう」と感謝の気持ちを口にする。

 普段の生活では一足先に恩返ししている。それは料理。「おいしいものを食べてもらいたいので、現在は料理教室に通ってます。“目分量”で料理しなくなったし、だいぶうまくなったと思います」と、女の子らしい一面を教えてくれた。

 料理はボートレースでもプラスに働いたようで「最近はペラ調整を“目分量”でしなくなった。だからこれまでより、きれいに仕上がるようになりました」と笑顔。兄の姿を追いかけて奮闘する後藤は、現在狙い目の選手。是非注目してみてください。

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