【第６１回】水野望美（３１）＝愛知・１０９期＝

　女子トップクラスと肩を並べるまでに成長した水野。昨年は獲得賞金額の上位２０人（Ｆ休みなどは除く）しか出られないＧ２・レディースチャレンジカップに出場。今や女子戦の主力として欠かせない存在になっている。

　笑顔が魅力でファンも多い彼女の息抜きは旅行だ。「外国にも行ったことはあるけど、言葉が通じないのでやっぱり国内がいいですね。一番良かったのは沖縄県。特に宮古島。海に入るのは好きじゃないけど、風景が本当に良くて癒やされました。食べるのも好きなので新米を食べに行った秋田県や、うどんを食べに行った香川県も良かったですよ」とトレードマークの“望美スマイル”で振り返ってくれた。

　そんな彼女だが、旅をしている最中に趣味が増えたと言う。「お城巡りです。日本百名城の本を買ってお城を巡っているけど、まだ３分の１くらいしか（設置している）スタンプを押せてないんですが…。本に載っている全部のお城を制覇するのがこれからの目標です」と意欲をみせる。感動的だったと話すのが松本城で「黒塗りの城で迫力があって圧倒されました。四季によって雰囲気も変わると思うので、また行ってみたい」と目を輝かせていた。

　「旅はリフレッシュできるし、お城は山の上にあることが多いので足腰も鍛えられる。それにまた旅行に行けると思うと、レースも頑張れる」と仕事面にも相乗効果がある様子。現在は新型コロナウイルスの影響で自粛しているが、大好きな旅行をモチベーションにして水野が本業のレースでも奮闘してくれそうだ。