高田ひかる S力の秘けつはスロットの“目押し”!
【第6回】高田ひかる(24)=三重・113期=
高田の趣味は意外にもスロット。「親が好きで、子供の頃に家にあったプレイステーションのソフトが、スロットとテトリスだったんです。そのゲームばっかり子供の頃からやっていたので、自然と好きになってしまいました」と、なかなか歴史は深い。
大人になってパチンコ店に通えるようになってからのはまり方は相当で「開店から閉店まで一日中やってました。津のパチンコ店は、大みそかは24時間営業なんですよ。その時は31日のお昼に行って元日の閉店までやったこともあります」と、一時は半端ないスロット愛だった。
このスロットがレースでも生きていると彼女は言う。「目押しができるようになってからは、時計もよく見えるようになったし、1Mも展開を突けるようになりました」とうそのような話をされたが、真面目な顔で言われるとまずまずの説得力ではある。
ただ最近は練習後に1、2時間するのが精いっぱい。理由を聞くと「犬を飼ってからは、犬中心の生活になってしまって早く家に帰ってます」と愛犬のために我慢している。それでも「家にスロットの機械が2台あるので、犬の散歩が終わったあとは自宅でスロットをやってます」と本物の台を購入し家でもやるなんて、もうプロの域に達している。
そんな彼女だがレースの話になると表情が引き締まる。今年の目標は、レディースチャンピオン出場と、クイーンズクライマックスの12人に選ばれること。「そのためにも今年は休んでられないです。事故のないように頑張ります」と今年に懸けている彼女に注目だ。