【ボート】母娘対決制し大山千広初勝利

 デビュー初勝利を飾り、母・博美とともにVサインの大山千広
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 「オールレディースJALカップ・G3」(1日、若松)

 2日目1Rに出走した大山千広(20)=福岡・116期・B2=が、4コースから鮮やかなまくりを決め、デビュー127戦目で初1着を飾った。

 母は、同じボートレーサーの大山博美(50)=福岡・61期・B1=で、2世レーサーとしても注目を浴びており、この日は3度目の親子対決が実現した。1号艇でインから逃げをもくろむ母の大山博美を相手に、娘の大山千広が、4コースからコンマ13のトップS(タイ)を決め一気にまくり、尊敬する母を破って、初めての1着ゴールを駆け抜けた。

 レース終了後には福岡支部の仲間から水面に投げ込まれ、水神祭の祝福を受けた。大山千広は「乗りづらさがあったので、レースに集中してて道中はあまり覚えていない。ゴールして、やっとホッとしました。母と一緒のレースで勝てて記念になったし、水神祭も母が一緒に飛び込んでくれて本当にうれしかった」と満面の笑みを見せていた。

 また3着に敗れた母の大山博美は「こんなこともありますよ。でもホッとしました。次は負けないわよ」と娘の初1着にうれしさを隠せずにいた。

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