【ボート】篠崎元志が6回目のG1制覇

「開設64周年記念・つつじ賞王座決定戦・G1」(10日、津ボート)

 1号艇で人気を集めた篠崎元志(30)=福岡・96期・A1=が、インコースから堂々と押し切って1着。G1は、昨年6月の若松周年以来6回目、通算では35回目の優勝を飾った。2着に地元の井口佳典、3着に深谷知博が入り、3連単は本命サイドの決着となった。

 危なげないイン完勝劇にみえたが、篠崎の内心はヒヤヒヤだった。「特訓から2号艇の井口さんの足がすごかったので、Sで後手を踏んだら終わりだと思っていた」とライバルの舟足に脅威を感じながら本番を迎えた。それでも「出足には自信があったので、先にさえ回れば水面も良かったので逃げられると思っていた」と、レースではコンマ10の全速Sを決めて1周1Mを先マイすると後続を突き放してVゴールを駆け抜けた。「優勝できたので100点でしょう」とヒーローは満面の笑みでレースを振り返った。

 優勝賞金900万円を獲得し、賞金ランクでは2位に浮上した。「きょう一日は喜んで、あしたからはリセット」。篠崎に浮かれるそぶりはまったくなかった。

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