【ボート】レーサーがYダービーPR
「ヤングダービー・G1」(23日開幕、戸田)
初代王座は渡さない。「プレミアムG1・第1回ヤングダービー」が23日から28日まで、埼玉県のボートレース戸田で開催される。このPRのため、埼玉県都市競艇組合の島田誠二事務局長ら関係者が11日、このヤングダービーに出場する佐藤翼(26)=埼玉・105期・A1=とともに東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。
「出場資格が30歳未満になったことで、新鋭王座と違い、SGやG1で活躍する選手、女子選手が出られるようになった。エキサイティングなレースが見られるはず」と島田事務局長。「埼玉の4人は、みんな調子がいいい。記念すべき第1回はぜひ地元から」とハッパをかけた。
佐藤も「レベルが高くなったからこそ価値がある。4人とも優勝すると言っている」と気合満々。舞台の戸田は日本一狭い水面だけに「お盆に結果を残せた(優勝戦進出)。アドバンテージはある」と、地の利を最大限に生かすつもりだ。
24日に日本エレキテル連合、27日に水沢アリー、28日にボクシングの内山高志が来場と、イベントも豪華。6日間で55億円の売り上げを目指す。
また同日、大阪市のデイリースポーツには同組合の尾島寿業務担当参事ら関係者が、このヤングダービーに出場する渡辺雄一郎(28)=大阪・90期・A1=とともに訪れた。
渡辺は出場メンバーの中で最も長い12年という“キャリア”を持つ。「この大会を目標に頑張ってきた。優勝したい」と意気込んでいた。