【ボート】毒島&山崎地元両雄迎え撃つ

 「赤城雷神杯・G1」(10日開幕、桐生)

 ボートレース桐生の開設58周年記念「G1・赤城雷神杯」は10日から6日間の日程で開催される。地元・群馬からは山崎智也、毒島誠の“両雄”が迎え撃つ。他地区からも桐生での実績が光る瓜生正義(福岡)、中島孝平(福井)、賞金ランク1位の菊地孝平(静岡)など強豪がそろう。

 ドリーム戦の1号艇にそれぞれ選出された山崎、毒島の地元両者が中心で展開されそうだ。山崎はSG戦線でこそ結果を残せていないが、コンスタントな成績を残している。1月浜名湖、4月びわこ、7月まるがめとG13勝の戦績がひときわ輝く。満を持して9年ぶり5回目の地元周年Vを狙う。

 毒島は昨年のメモリアルでSG初制覇を成し遂げ、今やすっかり風格が漂っている。今年は6月のG1尼崎周年をはじめ優勝は3回。連覇を狙ったメモリアルでは予選1位通過ながら準優で3着だった。雪辱を胸に、初の地元周年タイトルを目指す。

 地元支部からは8人が出場。江口、秋山が優勝経験がある。ほかの関東勢では桐生、黒井、中田とイキのいい若手が目立つ。とりわけ黒井は今年V6と勢いに乗っている。浜野谷は97、09年に優勝。地元グランプリ出場に向け、賞金ランクの当落線上におり、ここは賞金を上積みしておきたい。

 桐生で好実績を誇る面々もそろう。筆頭は瓜生で、10年ダービー、12年メモリアルとSGを制している。中島は08年の周年で7連勝の完全Vを成し遂げた。賞金ランクは22位(4日時点)。グランプリ出場へ向けて、ここは結果が欲しいところだ。篠崎は昨年の新鋭王座決定戦を優勝した。また昨年の桐生周年は兄の元志が制しており、兄弟での連覇なるかにも注目が集まる。

 ほかでは今年のオールスター、グランドチャンピオンとSG2連覇の菊地が、その実力を発揮する。辻は若松メモリアルで準優勝したように、ナイターでの実績が光る。徳増は尼崎クラシック、まるがめオーシャンカップで優出と乗れている。今年相次いで全国24場制覇を達成した山下、市川、石川も面白い存在だ。

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