【びわこボート】今年3節連続優出の田口節子が絶好の展開を味方に優勝を狙う
「びわこヴィーナス! 酒処 京都 新京極 スタンド杯」(31日、びわこ)
田口節子(40)=85期・岡山・A1=が、準優10Rを2着で徳山、蒲郡に続く今年3節連続優出を決めた。
インの香川素子(滋賀)がコンマ01のスリットオーバー。4コースからはコンマ02で高憧がグイグイと伸びてくる厳しい展開。「Sは全速で行けた。10くらい(結果は11)だと思うが勘通りです。ただうねりがすごくて、足はよく分からなかった」とレースを振り返ったが、厳しい展開になりながらも2着に残す辺りは、さすが歴代女王だ。
今シリーズは2度の5着はあるものの、その他は安定した走りでしっかりと優勝戦進出を決めた。
「今節は後半レースばかり走っていたので、5日目2Rの調整は少し分からなかった。それでも後半レースなら大丈夫。優勝戦の時間帯の調整はやってきたので」と調整には自信ありげ。
「準優も体感は良かったし合っていたと思う。合えば中堅上位。十分戦える」と仕上がりには納得している。
これで3節連続優出と好調。ただ「自分ではリズムがいいとは思っていない」と厳しい評価。それでも「あの形で2着なら流れがいいかも」と現状を見つめた。
優勝戦は3コースに攻める高田がいるだけに展開的にも絶好。しっかりと展開を突き、昨年10月・徳山ヴィーナスシリーズ以来の優勝をもぎ取る。