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【平和島G1】優勝戦2号艇の斉藤仁は「優勝して恩返し」

地元水面のG1タイトル奪取を目指す斉藤仁
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 「関東地区選手権・G1」(7日・平和島)

 予選を2位で勝ち上がり、準優11Rをインから逃げた斉藤仁(46)=東京・83期・A1=は優勝戦(8日)の2号艇を獲得。仕上がりには「突出はしていないけど、中堅上位は十分にあります。人と比べても見劣る感じじゃない。胸を張って優勝戦に乗れる足はあります」とOKサインを出した。

 「2日目までは本当に酷かった。正直、無事故で帰れればいいなって思ってしまうくらい」と苦笑い。それでも、思い切って着手したセット交換が功を奏した。「ペラで反応するようになってから、本当に良くなりました。そこから、あれよあれよとここまで来ることができました」。

 地元水面でこぎ着けた大一番。もちろん、気合は十分だ。「今節はドリームに乗れたのが大きかったですね。ほかにも、いろいろ気を回してもらって…。ようやく恩返しができたかなって思います。いや、まだですね。最後に優勝できれば、本当の恩返しになると思います」。自分を育ててくれた平和島水面で一走入魂。力を出し切り頂点を目指す。

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