【ボート】尼崎SG 山田康二が8回目の優出でSG初優勝 賞金ランク3位に浮上でトップ3を佐賀勢独占

 「ボートレースダービー・SG」(1日、尼崎)

 絶好枠を手にした山田康二(38)=佐賀・102期・A1=がイン速攻でライバルを制圧。通算では47回目の優勝、SGは8回目の優出でついにタイトルを勝ち取り、第73代目のダービー王に輝いた。

 また、優勝賞金4200万円を獲得し、今年の獲得賞金額は1億2370万7338円となり、1位の峰竜太、2位の定松勇樹に続く3位まで浮上し、トップ3を佐賀勢が独占する形になった。

 インからコンマ06と切れ味抜群のS攻勢で山田が1Mを先マイ。「1Mにかけて余裕もありましたし、水面とエンジンに助けられてしっかりターンができた」と完璧な先制攻撃でライバルの攻めを封じ込む。「乗りやすさも仕上がっていたので、安心してゴールまで、という感じでしたね」と余裕漂う独走で勝利を手にした。

 デビューから18年目にして、初めてつかみ取ったSGのタイトル。表彰式では、伝統ある青いジャケットに袖を通し「率直に本当にうれしい。夢見たところだったので、すごく感慨深いものがありました」と、ダービー王の称号を満面の笑みでかみしめた。

 獲得賞金は1億円の大台を突破し、賞金ランクは3位に浮上。峰、定松、山田とベスト3は佐賀勢の独占となった。さらに来年3月にからつで開催のSG・ボートレースクラシック(2027年3月23~28日)の出場権も獲得。「本当に素直にうれしい。来年出られるというのはかなりデカい」と地元で憧れの大舞台に、モチベーションも急上昇だ。

 今後はチャレンジカップ、グランプリとSG戦線の正念場を迎える。「ここまで来たら、全部取っていきたい。勢いのあるまま、突っ走りたいな」と貪欲にタイトルを熱望する。

 表彰式後には、師匠の峰ら選手仲間から水神祭の祝福。「涙よりも、うれしさの方が勝ったかな」と勝利の余韻は笑顔が勝る。新ダービー王が、年末戦線を力強くけん引していく。

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