【競輪】佐々木悠葵が富山・共同通信社杯でG2初制覇 賞金ランク7位浮上で初GPへ前進 妻はタレントの天木じゅん
「共同通信社杯競輪・G2」(21日、富山)
佐々木悠葵(31)=群馬・115期・S1=が先手を取った吉田拓矢(茨城)マークから最終2角で番手まくりを放って優勝。ビッグタイトル初制覇で優勝賞金3390万円(副賞含む)を手にした。この優勝で賞金ランキングは7位にジャンプアップ。KEIRINグランプリ(12月30日・平)出場へ大きく近づいた。2着は佐々木後位の小林泰正(群馬)、3着に単騎の犬伏湧也(徳島)が入った。
関東ラインの力で初のビッグレース制覇を果たした佐々木悠。「勝てるかどうか分からないくらいの激戦。びっくりです」と思いを語った。
レースは新山響平(青森)-菅田壱道(宮城)が前受け。単騎の古性優作(大阪)を挟み、吉田拓矢(茨城)-佐々木-小林、深谷知広(静岡)-和田健太郎(千葉)、犬伏の順で周回。赤板バックで深谷が動き、これは新山が突っ張ったが、その後にすかさず吉田が踏み上げて主導権を奪取。「攻め方は作戦の内の一つ」と関東勢が3車で前団に出て、ハイペースでの一本棒に持ち込んだ。
最終2角を迎えると「行く前からいっぱいだったけど、佐々木豪君がバックを踏んだら行かれると教えてくれた」と迷うことなく番手発進。4番手を確保していた古性が仕掛けてきたが、これは佐々木後位の小林が止めて直線に入り、先頭でゴールを通過。「早くゴールが来てくれと思っていた。最後は泰正さんに抜かれたかと思ったけど、泰正さんが教えてくれて確信できました」とゴール後に優勝を実感。「敢闘門に戻ったらみんなが拍手してくれてうれしかった」と振り返った。
今年8月にタレントの天木じゅんと結婚。「(妻は)泣いて喜んでくれていると思う」と私生活でも本業でも乗りに乗っている佐々木。今回の優勝賞金でランキングも7位にジャンプアップを果たし、グランプリ(12月30日・平)への出場が狙える位置に付けた。「今年は賞金が高いので、まだ気は抜けない。夢の夢だったのが、現実味が出てきた」と年末の大一番出場も意識。「周りから警戒されるし、これから厳しい戦いになるけど、頑張りたい」と既に出場を決定的にしている吉田、真杉匠(栃木)に続き、タイトルを手にした佐々木が関東から3人目の出場枠を狙いG1戦線を盛り上げる。
