【ボート】津G3 地元の中山将太がイースタンヤング制覇

 「イースタンヤング・G3」(23日、津)

 1番人気に推された地元の中山翔太(22)=三重・130期・A1=が、インからコンマ10のSを決め堂々の先マイ。吉田裕平(愛知)をバックで振り切り、前走とこなめに続く2節連続、通算では5回目の優勝。2着は吉田、3着には前田翔(愛知)が入った。

 5日目の準優勝戦は「緊張してもしようがない」と笑い、憎らしいほど落ち着いた表情で勝ち切った中山。だが、大一番は様相が変わった。「緊張というよりプレッシャーを感じた」。気温37度の酷暑に皆が行き足を失う中、2コースの吉田だけが鋭く伸ばしていた。「1Mもバックもやられたかと…。吉田さんが(地元の)空気を読んでくれて助かった」と冗談交じりに笑った。「ホッとした」は心の底から出た本音だろう。

 対岸に張られた中山の横断幕には“夢をつかめ”と書き添えられていた。今年4回目の優勝を決めてあと二つ。いや、9月には地元津のG1周年記念、そして昨年勝ちそびれたプレミアムG1・ヤングダービー(若松)が待っている。夢にまでみたSGの舞台は手が届く位置にまで近づいた。夢をつかめるか。いや、つかんでみせる。SG・クラシック(からつ)への切符を、その手できっと-。

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