【競輪】高知サマーナイトF 吉田拓矢が直線抜け出してG2初制覇「素直に喜びたい」
「サマーナイトフェスティバル・G2」(20日、高知)
吉田拓矢(31)=茨城・107期・SS=が、最終2角から番手まくりを放った犬伏湧也(徳島)を追走し、直線で抜け出して1着。G2初優勝を果たし、優勝賞金3400万円(副賞含む)を獲得した。直線で内を伸びた新田祐大(福島)が2着、後方から追い込んだ古性優作(大阪)が3着に入り、3連単6万7210円の決着になった。
冷静に、そして的確にレースの流れを読んで勝利をつかみ取った。吉田拓が見事にG2初制覇を果たした。
真杉匠(栃木)-坂井洋(栃木)が付いての3車で前受けからの組み立てになった。打鐘で石原颯(香川)-犬伏が先制すると、しっかりと3番手を確保。犬伏は最終2角から番手まくりを放ち勝負に出た。吉田拓は「自分が先に踏みたかったが、犬伏君の掛かりがすごかった」とプラン通りには運ばなかったが、踏み込むタイミングを探って直線で鮮やかに抜け出した。
サマーナイトフェスティバルは2年連続で2着。これまでG1は2021年の競輪祭(小倉)、昨年の日本選手権(名古屋)を制しているが、G2タイトルは初めてで「素直に喜びたい」と穏やかな笑みを浮かべた。
今シリーズは初日特別選抜予選で1着スタート。安定感のある走りで結果を残してきた。準決では鋭いまくり追い込みで快勝。どんな展開にも対応できるレース運びが光った。
今回は関東の前回りだったが、真杉との連係は前後を問わず現在のゴールデンコンビだ。そして「真杉君が前でも坂井さんが前でも優勝できる」と関東の仲間への厚い信頼が結束を生んでいる。
次はG1・オールスター(8月11~16日・松山)が控える。「練習を積んで一戦一戦を頑張りたい」。控えめな言葉には強い決意が込められてる。関東ラインをまとめるリーダーとして、さらに状態を上げて松山でも主役になる。
