【競輪】玉野G3 志村龍己が番手差しで自身初のG3優勝「怖い。信じられない」と驚きのVゴール
「車輪疾駆の風々杯・G3」(14日、玉野)
12RでS級決勝が行われ、志村龍己(39)=山梨・98期・S2=が前を任せた安彦統賀(埼玉)を差し切って1着。2010年7月のデビューから約16年でG3初優勝を飾った。最終バック4番手からまくった安彦が2着に粘り、先行した野口裕史(千葉)に乗ってかわした海老根恵太(千葉)が3着に入った。
自身もびっくりのVゴールだった。「怖い。怖い。信じられない。これは夢ですか」と引き揚げてからはずっと驚きの表情だった。
「僕は流れだけですから。後方に置かれたら何もできませんし」。だが、今回の決勝戦では流れが向いた。安彦が4番手から快速まくりを披露。しっかり続いた志村がきっちりと差し切った。「安彦君がよく頑張ってくれました」と先導役を称賛した。
8、9年前はG1、G2に出走したが、そこから遠ざかるだけでなく、A級陥落も経験した。「すごく苦しかったです。30代に入って対応できずに…」と振り返る。最近になって復調ムード。「先輩、同期、後輩に指導してもらって、今回の結果があると思います」。G3優勝は志村がちゃんと努力した成果だ。
これで自身初の競輪祭(G1。11月18~23日=小倉)に出走できる。「今後の目標ですね。でも、そっとしてください」と笑う。G3覇者という勲章を得たとあって、志村らしい的確なさばきがさえそうだ。
