【ボート】宮島 大阪支部の笠置博之が17年4カ月目の初優勝!チルト3でまくり5勝 優勝戦はイン速攻の二刀流

 「にっぽん未来プロジェクトin宮島」(11日、宮島)

 優勝戦はシリーズをリードした笠置博之(35)=大阪・103期・A2=が、1コースからコンマ07のSを決めて逃走。2008年11月、住之江でのデビューから17年4カ月目、通算17回目の優出で悲願の初優勝を飾った。

 優勝戦は進入でもつれる場面もあったが、スタートラインに向いてからは笠置の圧勝。中岡正彦(香川)の前付けで深い1コースになりながら、笠置はコンマ07のSを踏み込み力強く逃走。「チルト3」で挑んできた仲道大輔(愛知)のプレッシャーもはねのけ、Vロードを駆け抜けた。

 今大会は完全に『笠置劇場』。初日は、「スローならこのまま行ける」とイン屋・清水紀克(愛知)のプロペラで逃げて勝利。2日目からはチルト3で伸びに全振り。2日目から5日目前半まではチルト3で通し、5日目にまくりを決めたあと、笠置はプロペラ調整を開始。1号艇の準優勝戦を1コースから戦うためにシフトチェンジ。準優はチルト3からマイナスに下げて逃走。優勝戦はゼロで再調整し仲道のチルト3に対抗した。

 「最後も足は良かった。本当に自分が優勝できるんやと思った」としばらく放心状態。「チルト3はいつもやるけど、こんなにマークされるシリーズは珍しい」と節間を通して笠置が走るレースはコース争いが激化。そんな中、自分のスタイルを通して戦い抜き、ついに優勝を勝ち取った。

 レース後は大阪支部の先輩・上條嘉嗣と後輩の松山裕基、地元の奥田誠の少人数で水神祭。「お前、今日が誕生日やから担いで飛び込め」と上條に指示され、163センチの松山が176センチの笠置を背負い、宮島水面にドボン。笠置の初優勝を、誕生日の松山が寒さに耐えて祝った。シリーズを盛り上げ続けた笠置は、「これからもこのスタイルで、もっと頑張りたい」とはにかみ笑顔。9戦8勝Vの中身は、まくりが5回に逃げが3回。予選はチルト3でまくり続け、準優、優勝戦はガラッと足を変えて逃走。自らドラマを作り、最後まで主役の座を演じた。

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