【競輪】根田空史が松山デイリー杯V 会心逃げで約1年ぶりの美酒

 「伊藤豊明杯×デイリースポーツ杯・F1」(1日、松山)

 根田空史(37)=千葉・94期・S1=が、打鐘3角6番手からカマして1着。昨年3月の松戸F1以来、約1年ぶりに優勝を果たした。外から鋭く伸びた大槻寛徳(宮城)が2着、中団から仕掛けた金子幸央(栃木)が3着に入り、3連単6450円の決着となった。

 まくって、逃げて最後も逃げて強さを見せた。根田が見事に完全Vだ。レースは根田-佐々木和紀(神奈川)、金子-大槻、脇本勇希(福井)-三浦貴大(岐阜)、松本秀之介(熊本)で周回。根田は一度、後方に引いて仕掛けのタイミングを狙い、打鐘3角からカマして主導権奪取。パワフルに踏み抜いてVゴールを駆け抜けた。

 今シリーズに向けて直前の気配は決して満足のいく感触ではなかった。しかし「初日に(後方になる)あの展開で1着を取れていける感じになった」と手応えをつかんで調子を上げた。

 約1年ぶりの優勝で今後に弾みがつく。「まだ高松宮記念杯の権利がないので取れるようにしたい」とさらにモチベーションは高まる。次走の取手G3(12~15日)でも持ち前の強烈なカマシ、まくりを武器に躍動する。

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