【競輪】別府G3 山田庸平が番手まくりでV 後輩の奮闘に応えた「優勝できたのはうれしい」

 「施設整備等協賛競輪・G3」(19日、別府)

 山田庸平(37)=佐賀・94期・S1=が先行した青柳靖起(佐賀)の番手から最終1角でタテに踏み込んで優勝。G3優勝は5月の武雄以来で今年3回目、通算では7回目。2着は山田の後位だった渡辺豪大(福岡)、3着には小川勇介(福岡)が入った。

 後輩の力走に応えて山田が優勝をつかんだ。「いつも一緒に練習している青柳君のおかげ。優勝できたのはうれしい」と振り返った。

 レースは阿部将大(大分)が前受けで青柳は後ろ攻めとなったが、青柳が積極的に動いて赤板過ぎに主導権を奪取。阿部、渡辺雅也(静岡)と別線が巻き返してきたが「来るならホーム線くらいと思っていた。それに合わせて踏んだ」と番手からタテに踏み込んで、先頭でゴールを通過した。

 これで今年は3回目のG3優勝を手にしたが「うれしいのもあるけど、まだ手応えは感じられていない。それでも最近優勝ができてなかったので良かった」と、この優勝をきっかけに再浮上を目指す。来月は地元の武雄F1からG1・競輪祭(11月19~24日・小倉)に出場予定。「地元戦と競輪祭に向けてしっかりやっていきたい」と勝負の11月へ目線を向けた。

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