【オート】川口 佐藤励が今年6回目の優勝にリーチ 次世代エースがスピードで圧倒だ
「川口市営第10回1節」(1日、川口)
次世代エースの佐藤励(25)=川口・35期=が湿走路で行われた2日目11Rの準決勝戦で加賀谷建明(川口)の2着を確保。今年18回目の優出を果たし、今年6回目、通算24回目の優勝に王手をかけた。
レースは全国一の雨巧者・加賀谷が2周1角で先頭に立ち、2番手以下を大きく引き離して大楽勝。佐藤は6番手からジワジワ進出し、5周2角で五十嵐一夫(川口)を差して辛くも2着に滑り込んだ。
「雨の加賀谷さんは別格です。雨走路は(前をかわせない)一本道になってしまうので、五十嵐さんをかわせるか不安でしたが、何とか2着にこられました。晴れなら手前と先はあるので、レース足を良くしたい」と良走路の優勝戦に備える。
V候補の筆頭だった黒川京介(川口)が準決勝戦12Rで湿走路に泣いて3着に敗退。2日の12Rに行われる優勝戦(16時35分発走)は佐藤が断トツの試走タイムを出して、スピードで他を圧倒して1番人気に応えそうだ。

