【オート】女子レーサー・本田仁恵が川口デイリー杯Ｖ １枠から一気の逃走「地元で優勝できてうれしい」
「デイリースポーツ杯」（１８日、川口）
地元の女子レーサー・本田仁恵（２６）＝川口・３４期＝が１枠からコンマ０５の好Ｓで逃げ切り、今年４回目の優出で２回目の優勝を飾った。通算Ｖも２回目。２着には８メートル差で森谷隼人（川口）が入り、地元勢のワンツー。３着は辰巳裕樹（浜松）だった。
今年のデイリー杯は本田のための大会だった。まず初日。１０Ｒ発売中に行われた女子プロレスのイベントに同期の信沢綾乃（川口）と２人で特別参加。極悪メークで「同じ女子プロ、勝利にこだわっていきましょう」と鼓舞した。
レースでは２日目から３連勝の快進撃で頂点に立った。優勝戦は１番人気に応え、終始セーフティーリードを保って押し切った。４月の初優勝は山陽のオーバーミッドナイトだったため、観客の前での優勝はこれが初めてとなった。
「ほぼ準決のままで、キャブだけ少し扱いました。試走は今節の中で一番良かった。地元ファンの前で優勝できてうれしい。この勢いでナイトレースも優勝できるよう頑張ります」とファンの前で誓った。次走は一日も休まず、１９～２１日の川口ナイトレースに出場。地元連続Ｖを目指す。
