【オート】伊勢崎で10日からSG・オートレースグランプリを開催 新井日和は「出場できることに感謝して頑張ります」と気合満々
「第29回オートレースグランプリ・SG」が10日から15日まで、群馬県の伊勢崎オートレース場で開催される。このPRのため、伊勢崎市公営事業部の下城通彰部長ら関係者が7日、今大会に出場する新井日和(22)=伊勢崎・35期=を伴い東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。
予選の勝ち上がりは今年もポイント制を採用。前人未到の4連覇を目指す青山周平(伊勢崎)、SGグランドスラムの達成を狙う鈴木圭一郎(浜松)に加えて、新世代の旗手とも言える黒川京介(川口)が有力候補だ。
当地は5日に歴代最高の41・8度を観測するなど全国有数の高気温地。走路の状態は時間帯によって大きく変化し、さらに局地的豪雨も発生しやすいためマシンのセッティングが難しい。総合力が問われると同時に“地の利”も大きいはず。そういう意味で新井も奮闘が期待される。「SGでは今まで活躍できていませんが、伊勢崎は地元で走り慣れていますから。出場できることに感謝して頑張ります」とキュートな笑顔でうなずいた。
節間は連日多彩なイベントを用意。12日は元ガールズケイリンの人気選手だった日野未来さん、13日はボートレース界の“顔”でもある峰竜太がトークショーを行う。15日はハリウッドザコシショウらによるお笑いライブのほか、優勝戦後には盛大な打ち上げ花火が伊勢崎の夜を彩る。「熱いバトルを期待したい。売り上げは22億円を超えたいところです」と下城部長は意気込んでいた。

