【ボート】多摩川 F持ちでS行けぬ深沢達徳がしぶとく勝負駆け圏内「まくられ慣れてますから」

 「坂上忍杯」(10日、多摩川)

 深沢達徳(44)=東京・88期・A2=がしぶとく着をまとめ、2走10点条件の準優勝負駆け圏内に踏みとどまっている。3日目で見事だったのが2コース戦の9Rで、谷津幸宏(埼玉)の大外まくりにのみ込まれた後に1Mでイン山田雄太(静岡)を的確に差して2着に入り「まくられ慣れてますからね」と笑顔を見せた。

 F持ちで積極策には出られない。今節のSはコンマ23~26。それでも立ち回りのうまさで、大崩れを防いでいる。「エンジンの合うゾーンはシビア。でも微調整で対処できているし、バランスは取れている」。準優勝負駆けへも「しぶとく行きますよ」と意欲的だった。

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