【オート】川口 大ケガから復帰の影山伸がいきなり連勝で準決に進出

 「トミーズカップ」(15日、川口)

 大ケガから1年1カ月ぶりに復帰した影山伸(56)=川口・22期=が、2日目6Rの準々決勝戦を完勝。初日から2連勝で準決勝戦に進出した。3・30と速い試走タイムを出して1番人気。レースは楽に2番手に付け、6周1角で古木賢(川口)を差して抜け出した。

 「2日間、囲み(取材)があって、いいですねえ。エンジンは周平(青山)やヒロ(岩田裕臣)に任せているから、体を慣らすことだけ考えています。レースはケン(古木賢)に引っ張ってもらって、乗りやすかった。準決も誰かについていければ…。ただ、まだ怖いですよ。車がかなり寝てきたし」とコメント。明るくて人気があるので、多くの選手が寄ってきて祝福した。

 昨年2月13日の伊勢崎1R、4周2角で4人の集団落車に巻き込まれて脊髄損傷、左足腓骨(ひこつ)骨折、両足靱帯(じんたい)損傷の大ケガを追った影山。「もうレースに戻れないかもしれない」と思ったが、懸命のリハビリで復帰を果たした。

 16日に行われる準決勝戦は雨予報で湿走路になりそう。「雨の練習は落ちそうだったのでどうかな?」と笑うが、最重から20メートル前という、影山にとってはかなり有利なハンデを生かして、いきなりのファイナル進出を目指す。

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