【ボート】とこなめG1 準優6号艇の菅章哉がチルト3を予告 今節初の“3点シュート”を狙う
「トコタンキング決定戦・G1」(12日、とこなめ)
菅章哉(36)=徳島・105期・A1=がチルトマックスで“3点シュート”を狙う。
勝負駆けだった4日目はチルト0で臨み、道中の驚異的な粘りで3着に食い込んだ。「伸びが少し良くて、他は普通あるかないか」との状態だったが、最後は巧みな旋回テクニックで予選突破を決めた。
初日のオープニングセレモニーでは「今節は外から3点シュートをガンガン決めていきたいと思います」と宣言し、会場を沸かせていた。絶妙の表現は、同郷で大のボートレースファンであるバスケットボール選手の西田優大(シーホース三河)からヒントを得た。2年前に地元のテレビ番組で共演したことがきっかけで知り合い、今節直前に食事を共にしたという。
「準優に乗れればチルト3。これまでの足は参考外です」と、一撃スタイルで1M制圧を狙う考え。ここまでイン戦から白星は挙げたものの、まくり勝ちはまだない。「腹をくくってスタートを行くだけ」と菅が大技を決めて優出切符をつかみ取る。