【ボート】多摩川 川井萌が自身2回目のVへ気合「このエンジンは本当にめっちゃいい」
「日本モーターボート選手会会長賞」(11日、多摩川)
川井萌(23)=静岡・127期・A1=が準優11Rをインからコンマ14のトップタイのSを決めて危なげなく逃走。見事に優出を果たした。
「全体的にいい。特に直線が良くて、Sが決められないこと以外は全部がいい。ピット離れも良かった。乗り心地はめっちゃ乗りやすいってわけではないけど、許容範囲。このエンジンは本当にめっちゃいい。不安要素が1個もない」と相棒の32号機に全幅の信頼を寄せている。
前節は地元の浜名湖で開催されたプレミアムG1・スピードクイーンメモリアルで優出(転覆失格)。今期からA1にもなり成長著しい。しかし、慢心は全くない。「1月にA1になってから、もっと頑張らないといけないと思った」と気を引き締めている。舞台やグレードは違えど、奇しくも前節に続く優勝戦2号艇。1号艇にはSGウイナーの中沢和志(埼玉)と強敵はいるが、さらなる飛躍への足掛かりに自身2回目の優勝を狙う。