【ボート】住之江 丸岡正典が度肝を抜く激走でホワイトベア競走を制す

 「デイリースポーツ旗争奪 ホワイトベア競走」(11日、住之江)

 1号艇で人気を集めた丸岡正典(45)=大阪・85期・A2=がイン逃げで勝利。通算では58回目、今年2回目の優勝を地元住之江で飾った。デビュー初Vには一歩及ばなかったが占部一真(福岡)が2着。3着には水摩敦(福岡)が続いた。

 78号機の超抜パワーがさく裂!。丸岡が度肝を抜く激走でホワイトベア競走を制した。絶好枠で迎えた優勝戦は、コンマ21と4番手のS。5コースからまくり差した占部がバック鋭伸で1番手となり、デビュー初Vも視野に入ったが、そこは地元の主役と超抜エンジンの最強のタッグ。1周2Mで占部を捉え1番手を奪い返すと、ホームでさらに加速。終わってみれば「逃げ」の決着で今年2回目の優勝を勝ち取った。

 「道中の足はすさまじいですね。あきらめなくて良かった」と冷や汗の勝利にホッとひと息。1月のとこなめ以来、今年2回目の優勝には「冬の方が調整がしやすいのかな。A2なので謙虚にいきます」と自然体で今後のレースを見据えた。

 丸岡の85期は、ボート界に数々の偉業を残してきた「銀河系軍団」。10日は井口佳典(三重)がG1・東海地区選(津)で優勝。森高一真(香川)も四国地区選(まるがめ)で優出2着と大ハッスルだ。「頑張ってますよね。すごいなぁ」と大舞台での活躍を絶賛。さらに今回の相棒・78号機も同期の伊藤将吉(静岡)が仕上げたエンジンだけに、「今度は(森高)一真が引くんとちゃうかな」と超抜機の次のバトンに期待を寄せた。

 今節は膝の治療に専念していた石野貴之(大阪)が電撃復帰。大きな話題を集めたが「復帰して良かったね」と地元の僚友の復活も、レースの励みとなった。今度は丸岡がA1復帰へのロードを突き進んでいく番だ。

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