「ボートレースクラシック・ＳＧ」（１９日、戸田）

　浜田亜理沙（３６）＝埼玉・１０４期・Ａ１＝が、自身の誕生日にＳＧ初１着を決めた。５日目４Ｒを３コースからまくり差し、バックで先頭に立った。食い下がる１号艇の藤原啓史朗（岡山）と２号艇の片岡雅裕（香川）を振り切って、そのままゴールを駆け抜けた。レース後は夫の中田竜太（埼玉）が駆け寄り祝福。さらに７Ｒ終了後に水神祭が行われ、中田とともに笑顔で水面に飛び込んだ。「今節中に１着を取りたかったので取れて良かったです。うれしいし、ホッとしています」。

　昨年末のプレミアムＧ１・クイーンズクライマックス（多摩川）を優勝して、ＳＧ初出場となった今節。残念ながら予選敗退となってしまったが、５日目、７走目にしてＳＧ初の１着。

　今節は調整面で苦労していたが、ようやく仕上がりにも兆しが見えた。「自分がいいエンジンを生かし切れてなかったけど、遠藤（エミ＝滋賀）さんのアドバイスでペラを叩いてすごく良かったです。ターン回りがいいし、回ったあとも出て行く感じがある」。２０日の最終日も再びこの好足を生かせれば活躍は必至。「ＳＧは初めて来たけど、すごく楽しいです。また１走１走一生懸命走りたい」と奮闘を誓った。