【ボート】戸田SG 地元の中田竜太、浜田亜理沙が夫婦で出場

 「ボートレースクラシック・SG」(15日開幕、戸田)

 戸田ボートでは、2019年3月の当大会以来となる実に5年ぶりのSG開催。それだけに4人出場している地元勢は気合がみなぎっている。エース桐生順平(埼玉)は6号艇とはいえ、ドリーム戦に出場する。「エンジンはあまりいいとは言えないが、(地元のSGは2回目で)もちろん頑張るしかない。オールスターのファン投票は6位。多摩川もドリーム6号艇で乗れるように、爪痕を残したい」と表情を引き締める。SGタイトルホルダーまで成長させてくれた水面で、持ち味の豪快ターンを披露する。

 前検の話題を独占したのは中田竜太(35)=埼玉・104期・A1=と、浜田亜理沙(35)=埼玉・104期・A1。ボート界史上4組目の夫婦SG出場となる。ピットには浜田が昨年12月プレミアムG1・クイーンズクライマックス制覇した記念に作ったおそろいのTシャツで現れた。

 中田は「元の絵があるんですが、それに8歳の子供が色を付けてくれました」と出来栄えの良さに笑顔を見せた。ただエンジンの手応えはひと息。「ターン回りもそうだけど、起こしとかもおかしかった。回転不足だと思うのでペラを叩きます」とS練習後は入念に調整。万全の状態に仕上げて嫁に負けない活躍を見せる。

 浜田は2連対率44%の好素性機をゲット。「エンジンは悪くないですね。乗り心地を求めて調整します」と手応えは上々。夫婦での競演に「目標にしていたので、ものすごくうれしい。夫との対戦があるかも知れないが、負けないように頑張りたい」と激走を宣言した。

 4人の中で一番平常心だったのは中沢和志(埼玉)だ。「(今節は)順平の応援だよ。自分はひっそりだよ、ひっそり(笑い)」と言うが、「S練習後にセット交換はしたけど、そのS練習も下がる感じはなかった」と悪くないムード。自然体の走りで地元ファンを魅了する。

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