「ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０２３」（３０日、立川）

　１１Ｒで行われ、松浦悠士（３３）＝広島・９８期・ＳＳ＝が初優勝。賞金１億３７００万円（副賞込み）を獲得して今年の賞金王に輝いた。

　一方、今年Ｇ１Ｖ３の古性優作（３２）＝大阪・１００期・ＳＳ＝は４着。前を任せた脇本雄太（福井）が果敢に先行したが、松浦だけでなく深谷知広（静岡）、真杉匠（栃木）に先着を許した。前日まで今年の獲得賞金額は１位だったが、松浦に抜かれて、２年ぶり２回目の賞金王とはならなかった。「力不足でした。脇本さんとワンツーしたかったが…」と天を仰ぐ。続けて「脇本さんはそんなにタレていなかった」と力強さを感じながらも「深谷さんがもう少し早めに来ていれば、松浦ごとブロックできたのに」と悔やみ「気付いたけど遅かった」と冷静に振り返った。

　最後に「来年こそは脇本さんと（グランプリを含めＧ１、Ｇ２などのタイトルを）総ナメしますよ」とニヤリ。２０２４年は脇本とともにさらなる飛躍を誓った。