【オート】スーパールーキー栗原佳祐が初優勝!全国ランク1位の青山周平を破って完全V

 「普通開催」(20日、浜松)

 36期のスーパールーキー・栗原佳祐(25)=浜松=が、開催最終日12Rの優勝戦を1枠から逃げて圧勝。2月4日のデビュー以来、2カ月半で初優勝を飾った。4節目、17走目という早さ。初日から4戦全勝の完全Vで、評判通りの強さを見せつけた。

 試走で3秒33を出して、1番人気に推された栗原。最重ハンデの40メートル前の0線からマイペースで逃げ、2着に追い上げた青山周平(伊勢崎)に18メートルの差をつけて完勝した。現ランク全国1位の青山をちぎっての初Vは、さすが“新怪物”だ。

 「ありがとうございます。前節、優出できずに悔しい思いをしたので、優勝戦は楽しみでした。エンジンは悪くなく、スタートも切れたので落ち着いて乗れました。今後も一走一走、精いっぱい頑張ります」と笑顔でコメントした。

 前節川口の準決勝戦で3着に惜敗したのは天候のいたずら。湿走路の試走後、急に日が照り、走路の内だけが乾き、外専用の2級車にとっては致命的な走路だった。今節は初日から全て良走路で、2着を32、15、26、18メートルちぎる4連勝。底力を発揮した。

 栗原は1997年12月13日生まれ、東京都出身。青山周平と同じロードレースからの転身で、選手養成所で36期の最優秀賞を受賞。2月の浜松デビュー節で、2着を43、49、70、61メートルちぎる4連勝で脚光を浴びた。目下17戦13勝、2着1回、3着2回。

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