【京都記念】エフフォーリア 競走中止 やはり鬼門の仁川…レース中に心房細動

 「京都記念・G2」(12日、阪神)

 復活をかけ、21年有馬記念以来となる約1年1カ月ぶりの勝利を狙った2番人気のエフフォーリアだったが、鬼門の阪神で今度はアクシデントに見舞われた。2番手追走から勝負どころで一気に手応えを失い、圧勝したダービー馬ドウデュースから遠く離れた後方に後退。最後は競走を中止し、鞍上の横山武が下馬した。

 馬体の故障かと心配した場内のファンもどよめいたが、レース後に心房細動を発症していたことが判明。鹿戸師は「道中もいい感じで運んでいましたが、急に失速しました。どうしようもなかったですね」と、肩を落としていた。

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