【共同通信杯展望】タイトル獲得に燃えるダノンザタイガー

 「共同通信杯・G3」(12日、東京)

 東スポ杯2歳S2着以来となるダノンザタイガーが主役を張る。1週前追い切りは、川田を背に美浦Wで3頭併せ。直線で鋭く脚を伸ばして最先着を果たした。「1週前としては良かった。川田君の中では前走からもっと、グッと上がるイメージがあったみたいだけどね。彼はプロフェッショナルだから」と国枝師。厩舎悲願のダービー制覇に向けて、まずはタイトル獲得へ。

 新馬戦Vから果敢に挑んだ朝日杯FSで3着に奮闘したレイベリング。好位で流れに乗ると、直線しっかり脚を伸ばして勝ち馬から首+首差。キャリアを考えれば高い評価を与えられる。1週前追い切りは美浦Wでの併せ馬で併入。「いい動きでした」と鹿戸師は納得の様子だ。今後のためにも賞金加算は必須条件。初の千八も難なくクリアしてみせる。

 ホープフルS4着馬ファントムシーフも侮れない。1週前追い切りは栗東CWの3頭併せ。楽な手応えのまま6F82秒0-11秒3を記録した。追えば併走馬を突き放しそうな雰囲気で、いい状態に映る。「しまいは鋭い伸びで、動きは良かったと思います」と河野助手。重賞初Vを決めて、春のクラシックへ突き進む。

 11年桜花賞馬マルセリーナを母に持つシュタールヴィント。半兄に19年京成杯勝ち馬ラストドラフト、叔父に重賞3勝馬グランデッツァなど、活躍馬多数の一族だ。前走の京都2歳Sは直線で他馬と接触する不利があり、消化不良の4着。伸び伸び走れる府中で巻き返す。

 他には未勝利戦-こうやまき賞を連勝中と勢いに乗るコレペティトールや、新馬戦を圧勝したタスティエーラ、タッチウッドも要注目の存在だ。

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