「ＪＬＣ杯ルーキーシリーズ第１戦」（２３日、戸田）

　戸田開催を連覇－。１２Ｒ優勝戦は、１号艇で人気を集めた新開航（２６）＝福岡・１１８期・Ａ１＝がインから逃げて１着。昨年１０月の若松以来、通算１５回目の優勝を飾った。

　オーバーエージ枠の新開が、インから堂々と逃げ切って戸田ルーキーシリーズ連覇を飾った。

　進入は６号艇の倉田茂将（愛知）が強引な前付けで２コース。２号艇のＧ１覇者・栗城が４カドへ引いて、１６３・２４５となった。それでも動じなかった。「（栗城が）絶対に来ると思っていたので、１０くらいのＳをしっかり入れていこうと思っていた」とコンマ１１の的確スリット。「仕上がっていた。自信を持ってレースに行けた」と胸を張った。

　昨年も１月に戸田ルーキーシリーズを優勝。そこから年間Ｖ１０まで積み上げた。今後の目標は同支部の大先輩・瓜生正義と同じ舞台で戦うこと。「この仕事している限り、（ＳＧ、Ｇ１など）そういうところで走りたい」と２０２３年も戸田Ｖを足がかりに飛躍を誓った。