【チャンピオンズC】テーオーケインズ 王座防衛だ 高柳大師「プレッシャーはありますね」

 連覇を狙うテーオーケインズ
連覇を狙うテーオーケインズ
 人気に応えたいテーオーケインズ
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 「チャンピオンズC・G1」(12月4日、中京)

 下半期のダート王決定戦。22年も幅広い世代から砂のスペシャリストが集ったが、主役を務めるのは21年の覇者テーオーケインズだ。データ的にも一枚抜けた存在。あっさりライバルたちを打ち倒し、連覇を果たすシーンに期待しよう。

 人がまばらな28日の朝、テーオーケインズの状態を確認するために厩舎に訪れた高柳大師が、少し硬い表情で報道陣の取材に応じた。「プレッシャーはありますね」。連覇が懸かる一戦とあって、22年は21年以上に人気が集中しそうだ。フェブラリーS、南部杯覇者のカフェファラオや、帝王賞で先着を許した3頭(メイショウハリオ、チュウワウィザード、オメガパフューム)の名前はなく、本番での断トツ人気は間違いない。

 これで状態が万全であるなら胸を張れるが、21年と比べるとやや違うようだ。「前走を使って、イメージ的にはもっとグッと良くなると思っていたんですが、変わらないという感じです」。ただ、それは期待の大きさの裏返しでもある。「僕がこの馬に対して、求めるものが高過ぎるということはあります。順調なら何よりなんですけどね」と前向きに気持ちを切り替えた。

 前走のJBCクラシックでは、3歳馬の台頭を許さず完封した。21年はJBCクラシック4着からの戴冠。ローテとしては、勝って挑む今年の方がいい。指揮官は「前走は縦長の展開にならなかったので、外々を回らされたのですが、それでも勝ったように強かったです」と、相手をねじ伏せた前走を評価。6馬身差Vを決めた21年以上のパフォーマンスで王座防衛といきたい。

 〈1週前診断〉松山を背に、栗東CWで6F82秒9-11秒6(一杯)。6Fから15秒を切るラップを刻むと、直線はもう1段ギアを上げて力強い伸び脚を発揮した。かき込みに力強さがあり、状態は前走時よりさらに上向いた印象。

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