【エリザベス女王杯】マジカルラグーンでフォーリー・マジック魅せる “愛国の名手”自信満々

 一発を狙うマジカルラグーンとフォーリー
 自信ありげな表情を見せるフォーリー
2枚

 「エリザベス女王杯・G1」(13日、阪神)

 マジカルラグーンの主戦シェーン・フォーリー騎手(34)=愛国=が、大一番に向けて自信たっぷりだ。相棒のセールスポイントはレースセンスと勝負根性。仕上がりは順調で、日本の芝への適性も見込んでいる。ジャパンC(27日・東京)参戦の可能性も見据え、ここで最上の結果を出したい。

 アイルランドの名手が再び日本に見参だ。マジカルラグーンに騎乗するフォーリーは、過去16、17、18(ワールドオールスタージョッキーズ参戦)、20年に来日。16年には京成杯をプロフェットで勝つなど、日本競馬への適応力は申し分ない。「(短期免許で来日した)過去3回はいい成績を出せましたからね。今回、日本に帰ってこられてうれしいです」。にこやかな笑顔に、タイトル奪取への自信がにじんでいる。

 コンビを組むマジカルラグーンは、デビューから7戦全てで手綱を取り、2走前には愛オークスを勝利。前走のヨークシャーオークスでは良発表ながら柔らかい馬場と左回りに苦戦したため、硬い馬場と右回りを求めて日本への遠征を進言したという。

 相棒の特徴を問われると、「ゲートが速く、強いテンポのレースが合う。最後の競り合いが激しければ激しいほど燃える子です」とレースセンスと勝負根性に太鼓判。「長い輸送を考えたらスタッフのみんなが本当に良く調教してくれた。追い切りの感触はとても良かったし、いい準備ができているよ。(2走前に)勝った時と同じぐらいの状態かな」と仕上がりにも満足げだ。

 レース当日は雨予報だが「できれば晴れて速い馬場でやりたいけど、欧州の雨が降った後と、日本の雨が降った後では違いますからね。こなせると思いますよ」と涼しい表情。レース後にはジャパンCに参戦するプランもあり、「まずは祝杯を挙げたいね」と虎視たんたんだ。

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