松山が甲子園で始球式 三冠牝馬のデアリングタクトの勝負服で「本当にいい経験」

 始球式で投球する松山弘平騎手(右は阪神・青柳)=撮影・飯室逸平
 始球式をする松山弘平騎手(撮影・山口登)
 始球式をする松山弘平騎手(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(20日、甲子園球場)

 JRAの松山弘平騎手(32、栗東・フリー)が試合前に始球式を行った。2020年にコンビを組み、史上初となる無敗での三冠牝馬に輝いたデアリングタクトの勝負服で登板。残念ながらベース手前でワンバウンドする形となったものの、本格的な投球フォームを披露した。

 兵庫県神戸市出身の松山は「小さい頃から阪神ファンで甲子園には足を運んでいました。そういったところでこうやって投げさせていただいたっていうのは本当にいい経験になりました」と笑顔。

 「やっぱりちょっと緊張してしまって…(苦笑)。ほんとは練習とかではノーバウンドでいけてたんですけど、ちょっとワンバウンドになってしまったのでそこが悔しいですね。またチャンスがあれば」と再登板を熱望した。

 今週のオールカマーでは秋初戦を迎えるデアリングタクトに騎乗。「これを機に、しっかりレース本番でもいい結果を出せるように頑張りたいなと思って」と勝負服を着用して始球式を行った理由を明かし、「始球式させてもらったので今日も、ぜひ勝利してほしいと思います」とAクラス争いを演じている阪神へエールを送った。

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