【函館スプリントS】プルパレイが余裕の先着リハ 初のスプリント戦へ須貝師期待

 「函館スプリントS・G3」(12日、函館)

 NHKマイルC15着からの巻き返しを期すプルパレイは8日、同じく函館芝で併せ馬。パワフルな脚さばきを披露して好ムードを漂わせた。

 プルパレイは、函館芝でモンファボリ(4歳2勝クラス)をゆったりしたペースで先導。3角付近でペースアップすると、直線では外ラチ沿いを馬なりのまま進み、最後は手応えの違いを見せつけて余裕の半馬身先着を決めた。4F50秒9-36秒0-11秒1に、見届けた須貝師は「動きは良かったよ」と納得の表情を見せた。

 前走については「明らかに1F半ほど距離が長かった。ビタッと止まったからね」と敗因を分析。初の1200メートル戦となる今回に「競馬の内容が以前と変わってきているからね。今は最後まで踏ん張るし、今後を占う意味でもどんな競馬をするか」と期待の口ぶりだ。葵S参戦も考えたというが、「こちらは52キロで出られるし、血統的にもイスラボニータの子で力がいる馬場にも対応できる」と、この舞台を選択した経緯を説明。実りの秋へ、初対戦となる古馬を蹴散らし、さらなる大舞台へ駒を進めたい。

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