オートレーサーの森且行が５日、とこなめ６９周年記念が開催されているとこなめボート場でトークショーを行った。２１年１月にレース中の転倒事故以来、レースには復帰できていないが「病院でのリハビリがなくなり、２、３週間に一度通院するぐらい」と現況を報告。リハビリに関しても「家でやっている。ジムにも通いたいが、まだコロナの影響が気になるので行けない」と語った。体重はケガをする前の状態をキープしている。「ケガをして太ると思ったが、一回太ってしまうと復帰するときに、落とすのが大変だから意識している」と体調管理もしっかりとできている。

　手術をした１年後に背中に入っていたボルトをすべて抜いたそうで「あおむけに寝られなくて睡眠もあさかったが、今はよく眠れる。猫背になれず、靴下をはくのが大変だったのもなくなった」と日常生活での支障もなくなりつつある。現在はまだ復帰を目指してリハビリを続ける日々。「復帰したときには１着を取れるように頑張ります」と力強く語った。