【阪神１１Ｒ・タンタラス】同舞台の前走は２着に３馬身差をつけてＶ。差し・追い込み有利の中で２番手から強い内容だった。ただ、今回は初の重賞挑戦に加え、より先行争いが激化するメンバー構成。このコースで不利な外枠を引いたのも不安材料で、リズム良く先行できる可能性は低い。能力を過剰に評価されるなら見送るべきだ。

　【東京１１Ｒ・ヴェローチェオロ】過去、１０頭立て以下の〈４・１・２・３〉に対して、１１頭立て以上だと〈０・０・０・３〉。少頭数のスペシャリストといった印象だ。勝負どころでの反応がひと息で、多頭数だと詰まるリスクが高まるためだろう。今回は１４頭立て。長距離適性の高さは認めるが、馬群をさばけず脚を余すシーンが目に浮かぶ。