【競輪】和歌山F1 S級準決で3人も誘導員早期追い抜きで失格 初の事例

 「デイリースポーツ杯・F1」(7日、和歌山)

 2日目11RのS級準決で、先頭誘導員早期追い抜きで3人も失格する事象が発生。このケースで3人も同時に失格するのは競輪界で初めて。

 このレースは自力型が4人と乱戦気配。赤板前からレースが動き出し、後ろに選手をつけていた久米康平(30)=徳島・100期・S1、中井太祐(32)=奈良・97期・S1、兼本将太(25)=熊本・117期・S2=の3人が、誘導員を赤板前に追い抜いたため、レース後に失格が告げられた。入線順位は久米が1位、中井が2位、兼本が7位だったが、繰り上がって木村隆弘(徳島)、原口昌平(福岡)、藤田勝也(和歌山)の順で1~3着に入った。

 失格した3人は現在出ているあっせんはすべて保留となる。近日中に処分が下されるが、今月を含めて4カ月間のあっせん停止となるのが確実な状況だ。

 また、今場所の和歌山競輪は欠場者が増えたため、レースカットにより、最終日は11レース制として実施される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス