【POG】ディアデラマドレ半弟グランディアが巻き返しへ(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 8月29日の新潟2歳Sはダイワメジャー産駒のセリフォス(牡、中内田)が中団追走から、直線に入るとメンバー最速の上がり3F32秒8の末脚を駆使。内から前の馬を一気にかわし去り、2着アライバルに1馬身1/4差をつけてV。新馬-重賞の無傷2連勝を決めた。これで中内田厩舎は16年ヴゼットジョリー、17年フロンティアに続く同レース3勝目の快挙。レース後は放牧へ出され、次走は未定となっている。

 中内田厩舎は今年の2歳馬も有力馬がそろっており、11日の中京未勝利戦(芝2000m)には、7月の小倉新馬戦(芝1800m)で2着だったグランディア(牡)が出走を予定している。半姉にディアデラマドレ、全兄にサンマルティン、ドレッドノータスがいる良血馬。前走後は放牧に出して立て直し、ここを目標に調整してきた。1週前追い切りの2日は和田竜(レースは川田)を背に、栗東CWでロードプレジール(3歳1勝クラス)と併せ馬。6F地点で約2馬身追走し、残り5Fで馬体を並べ、直線でゴーサインが出されると最後は約1馬身半先着。6F84秒1-38秒2-11秒5をマークした。ケイコの動きからは反応がグンと良くなっている感じで、今度はさらにいいパフォーマンスを見せてくれるはずだ。

 8月29日の小倉新馬戦(芝1200m)を勝ち、永島まなみJが初の新馬勝ちを決めたホワイトターフ(牝、新谷)。レース後は1週間現地で滞在調整をされ、小倉2歳S参戦の可能性もあったが、取りやめになった。今後は栗東に帰厩し、ききょうS(10月2日・中京)を目標に調整されることになりそうだ。 (馬三郎栗東支局・塩手)

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