【POG】ハートレーの全弟フォーグッドは来月5日デビュー(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 一見涼しくなりましたが、その一方で局地的な降雨の被害が西日本を中心に大きくなっています。毎年のように降雨災害が続いていると本当に日本の気候は変わっているのだと実感しますし、その地域に住まれている方の無事を心から願っております。自分の実家も東日本大震災の津波で大きな被害が出ましたが、その爪痕は今でも残っていますし、水害の恐ろしさを目の当たりにしました。いろいろな話を聞いていると早め早めの避難、対策が最も大事なように思えます。ぜひとも早めに命を守る行動で身を守っていただければ。皆さん本当にご無事で過ごしてください。

 先週の新潟新馬ではステルナティーア(牝、岩戸)が非常に強い勝ち方を見せましたね。直線での上がって行く時の反応が速かったですし、まだまだ余裕を感じさせる内容。これは大物ですね。兄ステルヴィオに続くG1制覇に向けて無事にいってほしいですね。次走は未定です。

 そのステルナティーアよりも速い時計で前日のマイル戦を勝ったのがフォラブリューテ(牝、宮田)。こちらはマイルG1馬ブルーメンブラットを母に持つ良血馬ですね。ペースが違うので時計を額面通りに評価することはできませんが、抜け出してからの伸び脚はこちらも目立ちましたね。母も最後まで伸び切る脚が持ち味でしたし、こちらも先々が楽しみですね。新潟から楽しみな馬が登場しました。

 ダリア賞を勝ったのはベルウッドブラボー(牡、和田雄)。これで未勝利、オープン特別と連勝しました。好位からしっかり抜け出すセンスの良さが持ち味ですね。今後はいったん放牧して秋に備えるそう。

 全兄に15年のホープフルSを勝っているハートレーを持つフォーグッド(牡、国枝、父ディープインパクト、母ウィキッドリーパーフェクト)は9月5日の新潟芝1800mでデビューする予定。

 6月12日の東京・新馬戦で大きく出遅れて5着だったラズベリームース(牝、林)、同19日の東京・新馬戦でアライバルの3着だったホウオウパレード(牡、池上)は美浦に帰厩。ともに28日の新潟芝1600mの2歳未勝利戦で復帰する予定。

 ソネットフレーズ(牝、手塚、父エピファネイア、母ボージェスト)は調教でまたがっている嶋田の評価が高い一頭。28日の新潟芝1600m(牝馬限定)か、29日の新潟芝1600mでのデビューが予定されている。(馬三郎美浦支局・木村)

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