【中京記念】20年Vメイケイダイハードの篠原助手、地元で連覇だ

 「中京記念・G3」(18日、小倉)

 最低人気で重賞初Vを飾った20年の覇者メイケイダイハードが連覇を目指す。レース名こそ中京記念だが、20年は阪神、21年は小倉での開催。担当する篠原祐哉助手(38)=栗東・中竹=は福岡県北九州市出身で、地元での大一番となる。「正直、こんな馬に巡り会えるとは思っていませんでした。先生やジョッキー、牧場の方々、いろいろな人に感謝です」と万感の思いで臨む。

 ただ、丁寧に馬と向き合っていく姿勢が変わることはない。「人間が気負わないように、少しでもいい状態で走らせられるようにしたいです」と平常心を貫き、愛馬の調整に全力を注ぐ。「輸送で体が減るので、いかにレースまでスイッチを入れないようにできるかですね。いい形でジョッキーに渡せれば」と気を引き締める。

 20年より1F延びるが、「距離は未知数ですし、新しいチャレンジですね。どの位置からでも、この馬のリズムで脚をためられれば、しっかり末脚は使ってくれると思う」と底力を信じて送り出す。子どもの頃から何度も通った小倉競馬場。自らの原点とも言える場所で、1年ぶりの復活Vを果たしてみせる。(デイリースポーツ・大西修平)

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