【フローラS】ユーバーレーベン盤石 巻き返し態勢OK!手塚師「全て前走以上」

 「フローラS・G2」(25日、東京)

 巻き返しへの態勢は万全だ。フラワーC3着のユーバーレーベンは21日、美浦坂路で好仕上がりをアピールした。実績は上位の存在。オークス(5月23日・東京)の切符は譲らない。

 フラワーC3着で賞金加算に失敗したユーバーレーベンは、美浦坂路でゴルトマイスター(5歳オープン)と併せ馬。先輩僚馬を相手に道中はリズム良く運ぶと、加速を開始した坂下から真一文字に駆け上がって4F52秒6-38秒5-12秒6をマーク。馬なりで併入した。

 仕上がりは万全だ。手塚師は「予定通りの動き。先週の動きも良かったしね。全てにおいて前走よりいい。久しぶりにいい状態だよね」と納得の表情。前走は直前の火曜日に軽い腹痛を患い、最終追い切りも木曜日にスライド。問題なしとの判断で出走に踏み切ったが、「前走はやはり腹痛が影響したのか」と振り返る。

 無敗で桜花賞に登り詰めたソダシとは札幌2歳Sで対戦して首差2着、阪神JFではそのソダシから鼻+首差3着と善戦している。「能力比較で考えると、ここでは上位なので。二の脚が速くないから前には行けないけど、外々を回ってリズム良く行けば伸びるし、ストロングポイントを生かせれば」と勝利への青写真は出来上がっている。

 「未対戦の馬がいるので何とも言えない面もあるけれど、桜花賞の結果を考えればね。この馬の力はやはり(同世代の中でも)上位にいると思う」。新興勢力も含めたライバルをねじ伏せ、本番の切符をつかみ取る。

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