【日経賞】ワールドプレミアが1週前追い切り
「日経賞・G2」(27日、中山)
19年の菊花賞馬ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道)が18日、今年の始動戦となる日経賞の1週前追い切りを行った。藤岡康(レースは武豊)を背に、栗東CWでルペルカーリア(3歳1勝クラス)と併せ馬。3馬身先行する形だったが、力強い脚さばきで82秒6-37秒5-12秒6をマークして併入した。
友道師は「もともとそんなに動く馬じゃないので、今週やって、来週しっかりとやれば、いい感じで(今年の)初戦を迎えられると思う」と満足そうに語った。春の大目標となる天皇賞・春(5月2日・阪神)に向けた大事な前哨戦。「中山2500メートルは条件的に合うとは思わないけど、有馬記念も2回走ってくれているしね。何とか克服してほしい」と期待を込めた。