【ボート】若松G1 優勝戦は6枠・新田雄史の動向がレースの鍵を握る

 「全日本覇者決定戦・G1」(17日、若松)

 準優3レースが行われ、優出メンバーが決定した。絶好枠を獲得したのは丸野一樹(滋賀)。予選トップ通過から準優11Rを危なげなく圧勝して1月尼崎周年に続く、今年G1、2勝目に王手をかけた。

 直前の住之江G1を逃げて制した新田雄史(36)=三重・96期・A1=が、準優10Rで2着に入り、G1連続優出を決めた。「思ったように調整ができた。出足型で、そこは優勝戦に入っても胸を張れるレベル」と生命線である実戦足をしっかりと仕上げた。ファイナルは6枠となったが「進入を含めて自在に行きたい」とコース取りで動く可能性も示唆。G1連続Vを狙うこの男がファイナルのキーマンとなりそうだ。

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